クロスワード 解答

タテのカギ:

2	「貞女は○○○○に見えず」貞節な女は一度結婚したら死別しても、あるいは離婚してさえも別の夫を持つことをしないという意味。
3	「酒は○○○を掃う玉箒」酒は、心配箏や悩み事を忘れさせてくれる美しい箒のようなものだの意で、酒の効能を賛美したことば。
4	「足の裏の○○○○」足の裏で踏んだ飯粒は、不快でじゃまだがなかなか取れない。じゃまでわずらわしいものが、なかなか離れないようす。切っても切れない腐れ縁などのたとえにもいう。
5	「金時の火事○○○」酒を飲んだりして、真っ赤になった顔の形容。
8	「金が○○○」世の中の災いはすべて金銭が原因で、金銭ゆえに人間が悩み苦しみ反目し合う。金は身を滅ぼすもとともなる。これではまるで金は恨みに思う相手、かたきのようなものだ。
10	「○○○○の股くぐり」将来の大きな目的を達成するために、恥辱を受けても我慢して耐え忍ぶ。
12	「旱天の○○」長い間待ち望んでいたものに巡り合うたとえ。また、苦しい時に救いに恵まれるたとえ。
13	「鳶の子は○○にならず」凡傭な親からは平凡な子が生まれるもので、凡人の子は凡人にしか育たない。
15	「○○○○の茶は飲むな」緑茶は疲労回復などに効能があるが、一夜過ぎた茶はこの効能が失われているだけでなく、胃液の分泌を妨げる成分が生じていて、消化不良を招くおそれがあることからいわれることば。
17	「得たり○○○○」望んでいた通りにうまくいったときの気持ち。しめた、これはありがたいの意。
19	「三寒○○○」三日位寒い日が続いたあと、四日ほど暖かい日が続く三月上旬ころの現象。
20	「若い時の○○○は買うてでもせよ」若いときにする苦労は、貴重な経験として将来必ず役に立つから、自分から求めてでも苦労はしたほうがよいという教え。

ヨコのカギ:

1	「○○○○の質」生まれつき弱く、病気にかかりやすい体質のこと。
4	「○○○女に風邪引き男」目をわずらっている女は、そのうるんでいる目が色っぽく見え、風那を引いて喉に白い布を巻いた男のようすは粋に見えて、ともに魅力的である、ということ
6	「○○○は繰り返す」歴史上の出来事は一度限りではなく、同じような出来事が何度でも繰り返し起こるものだ。
7	「○○○○先に立たず」事が終わってしまってからあれこれ悔んでももはや取り返しはつかないのだから、事を行う前に悔いの残らないよう慎重な配慮をすべきであるという教え。
9	「取り勘定より○○○勘定」人は収入を増やすことに一生懸命精出すが、むしろそれよりも無駄な支出を抑えることに心掛けるべきであるという教え。
11	「合わぬ○○あれば合う蓋あり」一方にはよくなくても他方にはよいものである。人にも物にもあてはまるが、男女の相性について多く用いる。
12	「孝行のしたい○○○に親はなし」親の苦労がわかる年代になり、親孝行をしようと思うころには、もう親は死んでしまってこの世にはいないものだということで、親が存命のうちに孝養をつくせという教え。
14	「○○○貧乏」なんでも一応できる器用な人間は、一事に専念しないために大成せず、結局貧乏に終わる。
16	「秋の○○は笛による」秋になると、鹿の雌雄は鳴き合い求め合う習性があるので、人間の鹿笛に誘われて近づき捕らえられることから、恋に身を滅ぼしたり、弱みに付け込まれたりする。
18	「○○の子落とし」獅子は生まれた子を深い谷に突き落とし、自力ではい上がる子だけを育てるという伝説から、自分の子に苦労させて能力を試し、厳しく育てる。
20	「○○○は豹変す」教養があって徳の高い人は、自分が過ちを犯したと知った時は、即座にはっきりと改める。現在は態度を急変する意味にも使われる。
21	「親思う心に勝る○○○○○」親を思う子の孝心よりも、わが子を思う親の慈愛のほうが更に深い。
22	「礼に始まり○○に終わる」最初は礼儀正しく振る舞っているが、次第に乱れていって、終わりがけには乱雑な状態になる。酒盛りの進み具合をいったもの。
23	「去る者は日々に○○○」男女の仲についても当てはまる。または、親しかった人、あるいはよく知られていた人であっても、亡くなれば月日が経つにつれて、次第に忘れられていく。