ロウバシン | 年とった女があれこれと心を尽くすことで、不必要なまでに度を越した親切心の意味。また、自分の忠告を遠慮しながら口にする場合にも使う。 |
ヒジ | 「三たび○○を折って良医と成る」自分の肱を何度も折ることで苦痛を味わい、治療する経験を積んたのちに、はじめて優れた医師になれるという意味で、苦労を重ねなければ立派な人物には成長しない。 |
エドツコ | 「○○○○の往き大名婦り乞食」旅に出ると往きがけから気前よく金を使って贅沢三昧をするため、一文なしになって乞食のようなかっこうをして帰ってくるということで、後先の考えのない江戸っ子気質の一面を取り上げたことば。 |
シンク | 「粒々○○○」農民が米の一粒一粒を苦労して作るように、努力をこつこつと積み重ねて仕事を成し遂げること。 |
ケサ | 「坊主憎けりゃ○○まで憎い」坊主が憎いとその坊主が着ている袈裟まで憎くなる。つまり、その人を憎むあまり、その人に関係するあらゆるものが憎くなること。 |
オウギ | 「秋の○○○」秋になって不要になり、顧みられなくなった扇のように、男の愛を失って捨てられた女のたとえ。 |
カネ | 「金なき者は○○を使う」金持ちは金に執着し、また金の威力をよく知っているから金を惜しむ。金のない者は、かえって金に執着しないで浪費に走るものだ。 |
ネミミ | 「○○○に水」思いがけない出来事や不意の知らせに出会って、驚きあわてる。 |
カブト | 「○○○を脱ぐ」敗北を認め、戦意を失って降参すること。 |
シオ | 「青菜に○○」急に元気をなくしてしょげている様子。 |
トウリユウモン | そこを通過すれば、立身出世することができる関門。 |
ナイコ | 「○○○では泣かれぬ」子供がなくては苦労してみたくてもできず、たとえ苦労はしても子のあるほうがよい。 |
ハラ | 「背に○○は代えられ」腹には内臓が入っていて、背中よりも大切である。その腹を背と取り替えることはできないという意味で、重大なことや切羽詰まったことのためには他の犠牲もやむを得ない。 |
ニクサ | 「可愛さ余って○○○が百倍」可愛いと思う気持ちが強いほど、何かのきっかけで憎いと思うようになると、その憎しみは特別に激しいものになる。 |
ハト | 「○○に豆鉄砲」突然のことにびっくりして、口を丸くしてきょとんとしている様子のたとえ。 |