ノミ | 「○○と言えば槌」鑿を持ってくるように言われたら、鑿を打つのに使う槌もいっしょに持っていくという意味で、気が利く。 |
タキ | 「及ばぬ恋の○○登り」どんなに努力してもとうてい不可能な。 |
マヨウ | 「子故に○○○親心」子どもがかわいいあまりに、親は理性を失って正しい判断ができなくなることが多いという意味。 |
イチジヨウ | 「起きて半畳寝て○○○○○」人一人が必要とする広さは、起きていれば半畳、寝てせいぜい一畳程度である。必要以上の富貴を望んでも始まらないという意味。 |
コウシ | 「家貧しくて○○○顕る」家が貧しいと親の苦労がよくわかるので、子供は家計を助けてよく働き、その親孝行が世間に知られるようになる。 |
シカ | 「秋の○○は笛による」秋になると、鹿の雌雄は鳴き合い求め合う習性があるので、人間の鹿笛に誘われて近づき捕らえられることから、恋に身を滅ぼしたり、弱みに付け込まれたりする。 |
ヤマ | 「座して食らえば○○も空し」稼ぐことをせず、ぶらぶら遊んで募らしていれば、山のようにある財産もやがては使い果たしてしまうものだという意味 |
スネ | 「親の○○を噛る」独立できない子が、親に養ってもらったり援助してもらったりしていること。 |
ウケ | 「○○に入る」やることなすことが図に当たって幸運が続くこと。占いの十二運説によると、幸運の有卦が七年続き、つぎの五年間は無卦にはいる。 |
カイロ | 「待てば○○○の日和あり」海が荒れているときは、しばらく待っていれば、穏やかになって船旅によい天候の日が必ずやってくるの意で、あせらずにじっくりと待っていれば、いつかは幸運が訪れてくるものだ。 |
ノムベシ | 「酒は○○○○飲むべからず」人生を楽しくするとか、人との付き合いに必要だとかいう意味では酒は飲むべきである。 |
カンタン | 「○○○○を砕く」持てる知恵をすべて傾け、全力尽くして事にあたること。苦心する。 |
ビワ | 「○○が黄色くなると医者が忙しくなる」枇杷の実が黄色く熟すのは初夏であり、夏になると病人が増えだすので医者が繁盛する。 |
モチ | 「栄耀の○○の皮」ぜいたくに慣れると、餅の皮までむいて食べるようになるの意で、度を越したぜいたくのたとえ。 |
ホリユウ | 「○○○○の質」生まれつき弱く、病気にかかりやすい体質のこと。 |