ことわざ辞書「れ」から始まることわざ
「れ」から始まることわざ一覧
ことわざ | よみ | 意味 |
例外のない規則はない | れいがいのないきそくはない | どんな規則であっても、それが適用しきれない場合がある。従って、例外を認めなければならない。 |
礼儀も事による | れいぎもことによる | 礼儀作法を守ってさえいればいいというものではない。事と場合によっては、礼儀が二の次になることもある。 |
礼に始まり乱に終わる | れいにはじまりらんにおわる | 最初は礼儀正しく振る舞っているが、次第に乱れていって、終わりがけには乱雑な状態になる。酒盛りの進み具合をいったもの。 |
礼は急げ | れいはいそげ | 謝礼とか返礼といったことは、できるだけ急いでしたほうがよいという意味。早いほどこちらの感謝の気持ちがよく伝わるし、時期を逸すれば礼を欠くことになる。 |
礼は宜しきに随うべし、令は俗に従うべし | れいはよろしきにしたがうべし、れいはぞくにしたがうべし | 礼儀には決まった形式があるが、これは時に応じて適当に変えてもよい。また、法令はその土地の風俗に合わせて定めるのがよい。 |
礼も過ぎれば無礼になる | れいもすぎればぶれいになる | 礼儀正しいのも度を越すとかえって不自然となり、馬鹿にされていると相手に思われかねない。礼儀も節度を守り、はどほどにするのがよい。 |
歴史は繰り返す | れきしはくりかえす | 歴史上の出来事は一度限りではなく、同じような出来事が何度でも繰り返し起こるものだ。 |
連木で腹を切る | れんぎではらをきる | 連木、つまりすりこ木で切腹しようとしてもできないことから、不可能な。 |
連理の枝 | れんりのえだ | 夫婦仲や男女の仲が極めてむつまじい。「連理」は、別々の二本の木の幹や枝がつながって一本になり、木目が連なっていること。「理」は、木目。 |